国際結婚で夫婦別姓を選んだ場合のメリット・デメリット
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選択性夫婦別姓に賛成のまくらネコです。

日本人同士の結婚と国際結婚では、結婚後の改姓に関する取扱いが違うことはこちらの記事に書きました。

marriage certificate
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2018.9.17
Photo by rawpixel on Unsplash アメリカ人の夫クマプーと結婚後も別姓のままの、まくらネコです。 日本では、夫婦別姓での法的な婚姻が認められないことに対し、複数のカップルが訴訟を起こしていますよね。 法律で夫婦同姓を定めている国は世界を見まわしても日本くらいだそうです。 国...

この記事では、実際に夫婦別姓で結婚生活を送っている私が経験した、夫婦別姓のメリット・デメリットについて書きたいと思います。

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そもそもなぜ夫婦別姓を選んだのか

国際結婚の場合、夫婦別姓にするか同姓にするかを選択することができます。

実は、私自身はクマプー(夫)の姓に変えようと思っていたんです。

上のリンクの記事にも書いたように、「外国人との婚姻による氏の変更届」をもらってきていたくらいですから。

苦労の末、ようやく45歳で結婚できたもんで、姓が変わることが単純にうれしかったんですよね。本当に結婚したんだなぁっていう実感が沸くような気がして(←どんだけ結婚したかったんだよ)

で、クマプーに話したら

クマプー
わざわざ変える必要ないんじゃない?日本の名前があるのに。

ちょっと出ばなをくじかれたというか、びっくりしたというか、寂しかったというか。家族になるのを拒否されたような気すらしました。なので、夫婦別姓に反対する人の気持ちもわかるんですよね。

そのときは、なにが何でも姓を変えたいというわけではなかったし、結婚後6ヶ月以内であれば変更できるから、もしそれまでにやっぱり変えたいと思えば、あらためて手続きをしようと思ったのでした。

結局は、その後も改姓することなく現在に至ります。なぜなら、楽だったから

[box class="glay_box" title="メモ"]結婚後6ヶ月以内であれば、「外国人との婚姻による氏の変更届」を提出することで改姓できます。
6ヶ月を過ぎてしまった場合でも、家庭裁判所に申し立てをすれば改姓は可能ですが手続きが面倒です。また、家庭裁判所で改姓した場合、離婚しても元の姓に戻せないので注意が必要です。[/box]
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夫婦別姓のメリット・デメリット

これは日本に住む場合と、外国に住む場合で少し異なるようですが、一般的には以下のような感じでしょうか。

メリット

  1. 日本の姓を残せる
  2. 面倒な手続きが不要(運転免許証や銀行口座などの氏名変更など)
  3. 離婚しても姓が変わらない
  4. 日本で生活する場合、子どもが日本姓を選択することができる

デメリット

  1. 家族で姓が異なると、法的に結婚しているのかわかりづらい
  2. 法的な手続きや、保険契約などの際に婚姻証明書の提示が必要
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私にとっての最大のメリット

私の場合、メリット2. 「面倒な手続きが不要(運転免許証や銀行口座などの氏名変更など)」が圧倒的に大きかったです。

住所変更と違って、氏名変更の場合はオンラインで簡単に、というわけにはいかないのでけっこう面倒です。

離婚を経験した知人が、「結婚した時は20代で、クレジットカードも1枚しかもっていなかったから、そんなに変更するものもなかったのよね。でも、40代で離婚した時は増えすぎてて本当に大変だったのよ。」と言ってました。

よ~くわかります。それでなくても、結婚後はクマプーの配偶者ビザ(日本に住むため)を取得するために書類をそろえたり大変だったんです。その後は、私がアメリカに移住するための移民ビザ取得に奮闘。

改姓しなかったことで、余計な手間が省けたのは大きかったです。

私が経験したデメリット

デメリット2. 「法的な手続きや、保険契約などの際に婚姻証明書の提示が必要」は確かに経験しました。

アメリカ移住後に最初に勤めた会社で、医療保険の被保険者にクマプーも入れてもらうことにしたのです(自営なのでなるべく保険代を浮かせたい)。その際に、婚姻証明書を提示するように言われました。

婚姻証明書は日本でビザの申請をしたときに、英訳してアメリカ大使館で証明してもらったものがあります。何かあればそれを提示するようにしてます。

なので、実際のところ全然手間ではなく、デメリットというほどのことでもないです。

ただ、何かあったときに証明が必要だということはわかったので、今年、パスポートを更新した時に、自分の姓の横にかっこ付きでクマプーの姓を入れてもらいました。今後はこれを見せれば良いはず?

夫婦同姓のメリット・デメリット

夫婦同姓を選択した場合のメリット・デメリットも挙げてみます。

メリット

  1. 家族全員が同じ姓なので混乱がない
  2. 法的な手続きや、保険契約などの際に婚姻を証明する必要がない

デメリット

  1. 運転免許証や銀行口座などの氏名変更が面倒
  2. 離婚すると姓が変わる(再度1の手続きが必要)
  3. 家庭裁判所に申し立てて同姓にした場合、離婚しても元の姓に戻せない
  4. 日本で生活する場合、外国人だと思われて就職や不動産契約が不利になる場合がある
  5. 病院や銀行などの窓口で苗字を呼ばれると恥ずかしい

4については、国として社会として問題だと思いますが、現状はそういうことがあり得るということですよね。

5は、私自身は全然気にならないと思いますけど、けっこう気にする人がいるんですね。でも、その苗字が変な日本語に似ているとかだったら確かに気になるかもな~。

最終的には夫婦で納得のいく結論を

姓の変更は自分だけの問題ではなく、夫側の価値観や感情もかかわってきます。

自分が別姓にしたいと思っても、夫が「家族は同じ姓でないといけない」と思っていれば、自分だけの主張を通すのは難しい場合もあります。

あるいは、うちのように、私が同姓にしたいと思っていたのに、夫が「別に変更しなくてもいいよ」というケースもあります。結局は、別姓にしてよかったと思っていますけどね。

また、日本で結婚した場合と、外国で結婚した場合で状況が違ったり、生活する国をどちらにするかでも状況は違ってきます。さらに、子どもがいる・いないでもメリット・デメリットは変わってきます。

私自身の経験でいえば、日本で2年半、アメリカで2年の結婚生活を送っていますが、いまのところ夫婦別姓で困ったことは特にないです。そして、それが原因で夫婦の絆が薄れることもありません。

最終的には、自分たち家族にとってのベストな選択をすることが必要ですね。

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