
私はそんなに道具にこだわるほうではないのですが、どうしても欲しくて買ってしまったのがFellow社のSTAGG EKG ELECTRIC KETTLE。
けっこういろいろなカフェで使われているのを目にします。マットなブラックで持ち手の形状とかかっこいいんですよね~(※ちなみにカラーは他にもあります)
何と言ってもデザインが素敵
なんだか画像に使用感出まくりで、あまり素敵に見えないかしら…(汗)
この無駄のないシンプルなデザインがカフェでも人気なようで、Blue Bottle CoffeeやVerve Coffee Roastersなどでも使われています。Blue Bottleはホワイトのボディでハンドルがウッドの特注デザインのものを使用しているみたいですね。これもなかなか素敵です。

Blue Bottle Coffeeのウェブサイトよりお借りしています
実は、他にもメタル系のカラーやホワイトなどもあるのですが、おそらく一番人気はマットなブラックなのではないでしょうか。うちはグラインダーがブラックなので、並べて置いておくとプロっぽい雰囲気になっていい感じです。
Fellowはサンフランシスコの会社でミッション地区にお店があります。上の写真はたまたまお店を見つけて入ってみたときに撮ったもの。店内もシンプルでお洒落な雰囲気でした。
デザインが素敵なだけではないおススメのポイント
注ぎやすいハンドルと注ぎ口
お湯を注ぐときに手元に重心がくるようにハンドルが設計されているので、ケトルをコントロールしやすくなっています。そして、注ぎ口は、ゆっくりと同じペースでお湯が注げるように工夫されています。
実は最初、ハンドルが意外と持ちにくいなって思ったんですよ。というのも、2人分を淹れることが多いので、お湯の量とケトル自体の重さで、手にぐっと力が入っていたんですね。
でも、余計な力を抜いてみたら重心が安定して、お湯を注ぎやすくなりました。
お湯の温度が細かく調整できる
104℉(40℃)から212℉(100℃)の範囲でお湯の温度が調節できるようになっているので、コーヒーの種類やロースト具合、挽き具合、抽出器具などに合わせて、いろいろと温度を変えてみることもできます。
また、台の裏側には摂氏(℃)と華氏(℉)を切り替えるレバーが付いています。
設定した温度を維持してくれるホールド機能
設定した温度を60分間保ってくれるホールド機能がとても便利です。
とりあえずお湯だけ沸かしてすぐにコーヒーを淹れられないときもありますし、お湯の温度は淹れている最中にもどんどん下がっていくので、設定した温度を保ってくれるのはありがたいです。
グースネックタイプのケトルは3種類
このグースネックタイプのケトルは大きく分けて3種類あります。
STAGG POUR-OVER KETTLE
こちらは温度調節できる台がないケトルだけの商品でお値段もお手頃。蓋に温度計が設置されているので、中のお湯の温度を確認することができます。
直接コンロ(ガスでも電気でもOK)でお湯を沸かすことができるのですが、USのアマゾンの商品レビューを見ると、持ち手が溶けたとか、底の塗装が剥がれたなどのコメントがあるので、普通のやかんやポットでお湯を沸かしてから、このケトルに移すのが良いかもしれません。

写真はAmazonからお借りしています

写真はAmazonからお借りしています
日本のアマゾンでも購入できますが、輸入品だけあってお値段が倍近くしますね…。
STAGG EKG ELECTRIC KETTLE
今回ご紹介した私の愛用商品がこちら。
以前、他社の商品で、上の「STAGG POUR-OVER KETTLE」タイプのケトルを使ってたことがあるんですが、細かい温度調整ができないのがやっぱり不便でしたね~。なので、ちょっとお値段は高くなりますが、長く使うことを考えると、電気タイプをおすすめします。
STAGG EKG+ ELECTRIC KETTLE
3つ目は「EKG+」。EKGと何が違うかというと、Bluetooth接続で電源のON/OFFや温度調整がリモートでできたり(iOS)、さらに「acaia」というスケールを併用することでレシピが記録できたりする点(iOS+Android)。
EKGにするかEKG+にするかちょっと迷ったのですが、私の場合、基本的に面倒くさがり屋なので「せっかくの機能があってもたぶん使わない気がする」と思ってEKGにしました。

画像はFellow社のウェブサイトよりお借りしています

画像はFellow社のウェブサイトよりお借りしています
おわりに
この間、カフェでマネージャー兼バリスタをしている友人と話していて、「うちのカフェでも使ってるし、お店のスタッフの子たちも自分用に欲しがってるよ~」と言っていたので、プロにも人気があるみたいです。
うん、やっぱりデザインと機能性を兼ね備えているところが人気なんだろうな。
コーヒーを淹れる時間が今まで以上に楽しくなる商品なので、ぜひお手持ちのコーヒーグッズのお仲間に加えてください。